過去のハッカソン受賞者だけを集めたチャンピオンシップ。新たなテックスポーツを生むアスキーハッカソンを実施しました! #asciihack
こんにちは、こんばんわ! 代表のn0bisukeです。
アスキーのハッカソンが初開催!ということで記念すべき第1回を実施しましたのでレポートします。
参加者のクオリティが高く審査会がものすごく盛り上がりました。
ハッカソンチャンピオンシップ「アスキーハッカソン」
新たなテックスポーツを生むASCIIのハッカソン、強豪メンバー参戦!
こちらの記事にもある通り、今回のハッカソンの特徴は大きく分けて2つです。
- TECH SPORTSがテーマ
- 過去のハッカソン受賞者のみが参戦できる
TECH SPORTS
テクノロジーを使った新しいスポーツを作ってもらうというテーマです。
- ARスポースのHADO
- けんけんぱ x テトリスのケンパリス
- IoTけん玉の電玉
などがイメージに近いですよ〜という紹介をしつつみんなにアイディアを考えてもらいました。
過去のハッカソン受賞者たち
今回の面白いところは参加者(チーム or 個人)が過去のハッカソンで優勝経験や受賞経験を持っている点です。
チーム参加ではありますが、他のチームの人とも顔なじみが多く、初っ端からチームを超えて遊ぶシーンが見られました笑
いわゆるハッカソン常連が多いハッカソンという感じです。
1日目の昼からハッカソン終盤の盛り上がり
はやすぎだろ!って思うのですが、盛り上がりとしてはそんな感じでした笑
今回はチーム参加のみとした上で、テーマを先に公開していたので事前にある程度アイディアを固めてきているチームが多く、何を作るかなども決まっていて1日目の昼頃にはモノができ始めているチームもありました。
ドローン+HMDの組み合わせがすでに出来ていたり、
OpenPoseを使ったスケルトン検出など
利用技術の検証はある程度チームでディスカッションして持ち込んできている印象でした。
これでまだ1日目の前半くらい笑
中間発表〜メンタリング
今回はチームビルディングがハッカソンの日程としては無かったため、かなり早めで13:00に中間発表を入れました。
この時点で審査員の方々にコメントやアドバイスをもらって二日目の発表に向けてブラッシュアップをしてもらいます。
完全食COMP祭り
内容とは関係無いですが、今回フードスポンサーとして完全食COMPが配られました。
食事をしなくてもCOMPを飲めば栄養補給が出来るのでハッカソンとの相性はバツグンですね!
今日のロケ弁はなんと!
— 梛野里佳子 なぎのりかこ (@naginorikako) 2018年8月25日
飲むだけでOKのドリンク✨
1本1000キロカロリーです🐷笑#asciihack #InnovativeTomorrow #IT pic.twitter.com/5UuZi0ZPk9
……まぁ普通におにぎりなども食べたいという声もありました笑
審査員にとって最も過酷な審査会……笑
二日目。いよいよ発表会(審査会)です。
今回審査していただいた審査員のみなさまはこちらの方々です。
詳細は新たなテックスポーツを生むASCIIのハッカソン、強豪メンバー参戦!をご参照下さい!
今回は体験出来ることに重きを置いたため、体験会が審査のメインになりました。
こんな感じで体験しながらの審査。 いい大人たちは体力的に厳しい……苦笑
僕もチャレンジしましたが、マジでしんどかった……
こんな感じで体を使いながらの審査をしていきました。
各プロダクト紹介
さて、プロダクト紹介です。
ハッピー佐藤と愉快な仲間たち / MENCO
めんこにプロジェクションマッピングをしてインタラクティブな要素を追加!
最後の審査会で動かなかったのがすごく残念……
実際にやれたら楽しかったと思います。
クラッピーシンドローム / eスポーツクラッピー
無重力体験でクラッピーに乗り込んで操作するゲームのようなプロダクトです。
ぶら下がり健康器をハッカソンに使ってるのは初めて見ました笑
足元に使っているWiiフィットのボードをハックしてるのが面白いですね。
あと、単純にモノがでかいので写真映えが良い感じです笑
ちなみに、クラッピーのような機構を動かすのにはソレノイドという駆動部品が使われています。
SCLAB(スクラブ) / かおてに
表情でジャンケン的な操作を行いテニスゲームをする表情筋テニス!
支持された表情をするのがけっこう難しく難易度は高めかな?笑
オンライン配信などを行うとかなり盛り上がるのでは!と審査員の松井さんが大絶賛していました!
UNDO / Air Catcher
空気砲で発射された空気を吸い込む新感覚スポーツ!
空気砲はダンボールで外装が出来てますが、中にソレノイドを使っていてトリガーを押すことで発射出来る仕組みになっています。
受け取り側はダクトパイプを使って吸い込むのですが、このときに感覚フィードバックがあり、実際に吸い込んでいるような振動が伝わります。
リアルゴーストバスターズ。
ちなみに、空気砲の発射にもソレノイドという(略)
わんぱくチルドレン / HANABYOON
ハナビョーン。
リズムに合わせて声と体で花火を打ち上げる、ダンレボのようなゲーム。
これはめちゃ疲れる。。。笑
若さ溢れる若手チームだからこそ出てきたアイディアな気がします。
OpenPoseを使ってるあたりが技術的にも今っぽいですね。昔はキネクトとか使わないといけなかったのに(しみじみ)
WTW / DoooTU
ドローンを操作する新感覚ダーツ!
ドローンの操作は難しい、ダーツは投げるだけでシンプル。これらを組み合わせてシンプルなダーツを投げる動作でドローンを操作してマトを狙うゲームです。
ここだけの話、個人的には今回の中で一番好きなプロダクトです。
クリプトメン / ARiGate ありがとうアリゲート
ARマーカーを使ったARビーチフラッグ!
ユーザー同士がLINE Beaconでマッチングすると、周囲にARマーカーが現れます。
探し出して早く取った方が勝ちとなります。
長野から来たチーム / ブラインドラン
長野から来たとのことです。
障害者と健常者が一緒にスポーツを楽しむためのデバイス。
ちゃんとした体験は出来なかったのですがコンセプト自体はニーズがある分野だと感じました。
結果発表
過酷な審査(笑)を経て賞を取ったのは……
LINE賞
クラッピーシンドローム / eスポーツクラッピー
審査コメント: LINE Clovaを利用しようと頑張ってくれていた!(by のびすけ)
LINE賞は本体の賞とは関係なくLINE API Expertsの僕が独断で判断した賞です笑
特別賞
わんぱくチルドレン / HANABYOON
審査コメント: 一番会場で盛り上がっていて楽しそうだった。競技性の惜しさがあるので今後に期待(by 審査員ズ)
会場で一番盛り上がってました。ノリとテンションと若さの勝利と言っても過言では無い気がします。
特別賞
WTW / DoooTU
審査コメント: 単純にまたやりたいと思った。通常のドローンに身体性は無いけれど、このプロダクトだと身体性が出てくるのが良い。 (by 審査員ズ)
さっきも書きましたが僕は一番好きなプロダクトです笑 (僕は審査してないので言えますが笑) これはぜひみんなも体験してもらいたい。
最優秀賞
UNDO / Air Catcher
審査コメント: 見たことのないスポーツで完成度も高いし、何度もやりたくなるという審査項目を見事に捉えている作品でした。(by 審査員ズ)
空気砲を使うアイディアが色々なところにも応用できそうで、リアルスプラトゥーンっぽいゲームや新感覚の鬼ごっこなど色々と新スポーツネタが考えられそうだなと感じました。
まとめ
やはりハッカソンやモノづくりを普段からやっているチームは強いですね。
過去に僕がオーガナイズしたハッカソンの中で一番わちゃわちゃしてて楽しいハッカソンだったと思います。
来年は今年を超えるくらいの盛り上がりになってほしいですね!!
また来年のこの会でぜひお会いしましょう!