2016.11.01
【connpass × のびすけ対談】勉強会あるある!イベントのドタキャンにどう対処する?
こんにちは、dotstudioエディターのうらら(@uraranbon)です。
いろんな人と交流をしたい。新しい情報を得たい。IT/Web業界では最新トレンドやナレッジを共有する「勉強会」や「LT(ライトニングトーク)」というイベントが毎日のように開催されています。
しかし、イベント当日に参加者が来ない「ドタキャン」に悩まされたことがある方は多いのではないでしょうか。エンジニア向けイベントサービス「connpass」と、1年で100件ほどイベントを開催するエンジニアののびすけ(@n0bisuke)がドタキャン問題の解決策を話します。
人物紹介:佐藤治夫 氏
株式会社ビープラウド代表。
2011年からイベントサイト「connpass」を運営する傍ら、自身も積極的に勉強会やイベント活動をおこなっている。
話を伺ってきたのは、エンジニア向けのイベントを積極的に主催しているdotstudio代表/エンジニアのびすけです。よく「connpass」を使って集客をしています。
人物紹介:菅原のびすけ
dotstudio代表。
1989年生まれのバックエンドエンジニア。 IoTLT、Swift愛好会、NodeBotsハンズオンなど、幅広いイベントを開催している。
参加登録した人のドタキャンをなくすには
とあるイベントに参加者の8~9割がconnpassの通知メール経由ってすごいですよね。僕自身も6,000人の集客がconnpassでできました。ただ、人が集まりやすい仕組みになってるからこそ、勢いでくるというか。ドタキャン率も高い印象です。それってどのイベントサイトにも言えると思うんですけど。
公開されると「とりあえず参加します」みたいな、記念参加みたいにする人もいますよね。そこをなんとかしたいっていう問題はあります。IT業界全体の問題ですよね。
ドタキャンをなくすにはどうしたらいいですかね。ドタキャン問題を減らせる機能はうちも入れたい。
事前課金式みたいなのはいいかなと思います。
1,000円とか徴収するっていう感じですよね。そうすると参加者が伸び悩んじゃう懸念もありますね。「行けないかもしれないからちょっと……」みたいな。
あと、僕はNode学園さんのやり方を参考にしていますね。Node学園では最初にイベントページだけを公開して、募集は1週間前とかにしています。最近のNode学園は2~3日前に募集開始になってるときもあります。
募集開始時期があまりにも早いと、申し込みしたこと自体を忘れてしまうんですよね。
世の中みんなクリーンな心だったらこんなこと考えなくていいんでしょうけど(笑)
あはは(笑) いちおう、connpassには「参加した」とか「キャンセルした」とかは全部表示されるようになっているんです。他のサービスは参加を隠せたりするんですけど。ユーザページである程度その人を把握できます。
申し込みして、キャンセル処理してなくてもキャンセルする人もいますよね。
ドタキャンは問題だと思いつつ、仕方ないかとも思っているんですよね。ドタキャンは絶対発生するものと思っていて。 200人が定員の会場だとしたら250人くらいまで募集をかけるときもあります。
たしかに。僕も入らないけれど60人で募集して、当日来ないだろうという当たりをつけてやっていますね。
まとめ
「ドタキャンはIT業界全体の問題」と佐藤氏が仰っていたように、イベントでは避けられないものなのかもしれません。とほほ。
ドタキャンに悩んでいる方は、次のようなことを試すと良いかもしれませんね。
- 最初にイベントページだけを公開して、募集は1週間前や2~3日前などにする
- 参加費をとり、事前回収制にする
- ドタキャンを見越して多めに募集する(定員が200人なら250人募集など)
ドタキャン問題と向き合って、皆さんが主催するイベントも楽しいイベントになるといいですね!