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2017.07.10

海外の最新IoT事情も。初開催のIoT女子会潜入レポ!

ちゃんとく

お知らせ
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こんにちは、ちゃんとくです。6月1日に開催された「IoT女子会@ヒカ☆ラボ」の様子をレポートします!

【女性限定!お土産付き♡】 IoT女子会♪~IoT×海外事情 フランス・イタリア編~

当日は超満員!IoTへの注目度の高さを感じます。

IoT女子会って?

「IoTって最近よく聞くけど何?」「それって可愛いの?楽しいの?」という女性に向けて、DMM.make AKIBA主催でヒカ☆ラボにて開催されました!

IoT界隈で活躍されているお二人をゲストに迎え、講演+参加者を交えてのトークセッション形式です。

写真左からモデレータちゃんとく・ゲスト講演者の矢島佳澄氏・同じく上村遥子氏

はじめに: そもそもIoTって何?

まずは「そもそもIoTってなんだ?」というお話からスタート。IoTは“Internet Of Things”の頭文字を取った言葉ですが、その定義はかなり広い!

僭越ながら前座を務めさせていただきました(*・ω・)*_ _)

「インターネットにつながるモノ」全てをIoTといい、広義にはスマホや携帯ゲーム機もIoTの一種です。現在「流行りのIoT」の文脈で語られるIoTとは、「今までインターネットには繋がっていなかったモノがインターネットに繋がること」と捉えられます。

具体的にはエアコンや電気をリモートで制御したり、植木の水やりやペットの生体情報を監視したり、持ち物にタグをつけて忘れ物を防止したり、ファッショナブルデバイスだったり……。近い将来ほとんど全てのモノがIoT化すると考えられます

最新のIoT事情はどうなっているのか、IoTとどう付き合っていくべきなのか、お二人の講演とトークセッションを通して探ってみます!

IoTなプロトタイプ制作 & イタリア話 by 矢島佳澄氏

まずは矢島氏のお話から!プロトタイプ制作を得意とする合同会社techikaの代表や「手芸×電子工作」をテーマに活動する乙女電芸部の部長を務められています。

生活に機能を埋め込む!IoTなプロトタイプ制作

矢島氏は学生時代から技術寄りなデバイスをたくさん作っていたそう。機能が多すぎて逆に使いづらくなってしまっている多機能リモコンなどへの反骨心から「もっと生活に落とし込めるIoTを……」と、コミュニケーションデバイスやファッショナブルなデバイス作りで活躍されています。

乙女電芸部の考えるメイカーズ時代のリモコン

写真はルームシューズやアロマディフューザーなど、生活導線に合わせてテレビが作動するスマートリモコンのご紹介。技術主導ではなく「生活に機能を埋め込む」という視点が素敵ですね。

「IoT」という言葉の側面に捕らわれることなく、「生活の中にテクノロジーを埋め込む」という視点でモノづくりを考えることが一つのキーワードになりそうです。

IoTスタートアップ動向 & 激アツなフランスIoT事情 by 上村遥子氏

続いてDMM.make AKIBAから上村氏のお話!「DMM.make AKIBA」はハードウェア開発をトータルでサポートする総合型のモノづくり施設で、上村氏はコミュニティマネージャとしてハードウェア・スタートアップを志す方々の支援やコミュニティ活性化に取り組まれています。

IoTスタートアップ界隈の動向

日頃から様々なスタートアップ企業やプロダクトに触れている上村氏。IoTの大きな特徴として「体験をモノで受け取ること」が挙げられるそうです。

動きやスマホからのアクションに合わせて光る靴・Orphe

一時「IT革命」として様々なサービスがウェブ化してPCやスマートフォンで受け取るサービスがどんどん普及してきましたが、IoTは「サービスのモノ化」だそう。テクノロジーの受け取り手の障壁がなくなってきていることを感じます。

テック熱に燃えるフランス!IoT展示会SidO、インキュベーション施設の街パリ視察

スタートアップ支援や海外企業誘致など大規模な施策を有する「La French tech」プログラムを国策として展開しているフランス。2016年にはDMM.make AKIBAの母体であるDMM.comとFrench Tech Tokyoが提携協定を結んでいます。

そんなフランスから熱烈なアプローチを受けフランスはリヨンへ! EUのIoT展示会SidOに参加され、現地で感じたスタートアップ熱をお話してくれました。SidOは二人の女性が始めたイベントで、IoT界隈での女性の活躍にも刺激を受けたそうです。

上村氏の発表資料より抜粋・リヨンで開催されたSidO

フランスの首都パリは40以上ものインキュベーション施設(賃貸スペースや技術支援を提供する施設)があり、環境整備の手厚さを感じたそうです。

上村氏の発表資料より抜粋・パリのインキュベーション施設の一例

日本国内では現状IoTプロダクトは男性向けのものが多く、海外や女性向けといった広い視点で活動していくことに可能性がありそうです。

トークセッション 〜女子×IoT〜

最後はゲストお二人とモデレータの私を交えてトークセッションに! みなさんからリアルタイムに質問を集めてお話するスタイルで進めました。

当日使用したフォームの一部。一瞬で質問がいっぱいに。

IoTの国際事情や事業に関する話から、好きなIoT系男子!?までたくさんの質問が集まり、大盛況でした!

まとめ

「IoT」という言葉自体は一種のトレンドワードで、無理に技術を盛り込もうとするのではなく「好きなことを自由な発想でカタチにする」ということが大事なように感じました。

IoTへの注目度は高く支援システムやクラウドファンディングの体制も普及してきているので様々なアプローチを取っていけそうです。

最後に協賛企業様から素敵なお土産が♡ 素敵な女子会となりました!

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