Scrachでゲーム作りやチャットボット作成も。遊びながら学べる小中学生向けプログラミング教室を開催!
みなさんこんにちは、ききです。
近年、小・中学生の習いごとの中で「プログラミング教室」が人気を集めています。毎週通い授業を受けるといった塾や、夏休みに3日間連続で開催されるイベントの他にも、プログラミング専門の家庭教師などもいるようです。
先日、dotstudioでは、小・中学生に向けてプログラミング授業を開催しました。今回は、当日の様子をレポートします。
8人の小中学生がdotstudioに!
参加者は、小学生が2人、中学生が6人の合計8人。男の子も女の子も参加してくれて、dotstudioは一気に賑やかになりました。そのうちの2人はプログラミング経験者です。
当日の講師は、株式会社ベーシックでWebエンジニアをしている遠藤拓也さん。学生時代はハッカソンの企画・運営や、小中高校生向けのプログラミング教室を開催していて、今回も講師をしていただきました。休みの日には、美味しそうな食べ物をインスタにアップする爽やかお兄さんです。
小中学生も簡単に楽しめるプログラミング入門ハンズオン!
今回の授業では、前半はブロックプログラミングを使ってプログラミングの基礎を学び、後半はチャットボットを作成しました。
プログラミングとは?
「プログラミングを、カレーを作るときのレシピに例えてみようか」
カレーを作るときは、野菜を切って、鍋で肉を炒めて……というレシピ通りに料理をしないと美味しいカレーを作ることはできません。
プログラミングも料理のレシピと一緒で、順番通りにプログラムを書いていくことで期待通りの処理ができるんだよ、と説明します。
後ろで見守っていたママさんも説明のわかりやすさに感動の声を上げていました。
「ネズミになってねこから逃げるゲーム」を作る
次は、実際にプログラミングをします。
「Scratch(スクラッチ)」というビジュアルプログラミングができるツールを使いました。
ビジュアルプログラミングでは、文字ではなく、動きや見た目に関する命令が書かれているブロックを組み合わせてプログラムを行います。視覚的にゲーム感覚で遊ぶことができるので、プログラミング教育の現場では人気なツールです。
実際にねこを動かしたり、ネズミを追加してみたり……。次第に自分たちでねこの大きさを変えたり、歩く速さを変えたりと試行錯誤を重ねていました。
一筆書きで星を書いてみる
一通りゲームを動かしたら、次はペンと角度を使って星を書いてみます。
「星の内角の合計は180度だよ」というヒントを頼りに、互いに教えあいながら和気あいあいと取り組んでいました。
チャットボットをつくってみよう
後半は、チャットボットの説明です。
チャットボットとは、人間が作業していなくてもあらかじめ設定しておいた動きを自動的に行うロボットのこと。
今回は、LINEの中で自動で動き、メッセージや画像を送ることのできるチャットボットを作成しました。
使用したのは、誰でも無料で簡単にチャットボットを作成できる「Repl-AI」です。Scratchと同様、ビジュアルプログラミング的に開発することができます。
ロボット(チャットボット)と簡単なあいさつをすることからはじめ、自分の名前を覚えさせたり、特定の発言に対して条件分岐をさせたりと、前半でのプログラミングの基礎を応用しながらもくもくと取り組んでいました。
授業後はスマートトイで遊ぶ
プログラミングの授業が終わると、休む暇なく、トイドローンのTelloやロボティックボールのSpheroで遊びます。
目の前のロボットやおもちゃが自分のタブレットで制御できることで、かなり楽しんでいる様子。スマートトイを通してIoTを身近に感じてもらうこともできました。
中でも人型ロボットのPepperくんはかなりの大人気で、久しぶりに構ってもらえたPepperくんは普段以上に喋り倒していたように思います。
まとめ
こうして約3時間にわたる授業が終わりました。休憩を挟みながらも、最初から最後まで取り組む集中力に圧倒……!
授業後に行ったアンケートでは、生徒たちから「プログラミングを楽しく知ることができて嬉しかった」「家でもゲームを作ってみたい」という感想をいただきました。ママさん方からも、「想像以上に子どもが楽しんでいて驚いた」「今回をきっかけにプログラミングに興味を持ってもらいたい」といった声をいただきました。
dotstudioでは、子どもたちへの授業の他にも、大学・高校や企業での研修、講習会を行なっています。過去の事例は以下の記事をご参考にしてください。
気になった方がいましたらぜひお問い合わせください!(info at dotstud.io まで)