【優勝賞金1000万】LINE BOOT AWARDSの勢いが止まらない!斬新アイデアが飛び出した東京ハッカソンの様子をレポート #linebootawards
1000万円が、獲りたいかー!!
はい。
みなさん、LINE BOOT AWARDS 2018もう応募しましたか?優勝賞金1000万円、各部門賞50万円と、この機会を逃す手はありません!
……とはいえ、一人だとなかなかアイデア出しも実装も進まないことも多いですよね。
実はLINE BOOT AWARDSでは、LINE BOTやClovaスキル開発をブーストさせるハンズオン、ハッカソンイベントがたくさん開催されているんです。
今回は8月25・26日に開催されたLINE BOOT AWARDS 2018ハッカソン東京の様子をレポートします。アイデアに悩んでいる方、ハッカソンに出るか迷っている方、ぜひ雰囲気を掴んで1000万円へ近く一歩を踏み出しましょう!
LINE BOOT AWARDSとは?
LINE株式会社が開催する、優勝賞金1000万円のサービス開発コンテストです。
LINE BOTやLINE Beaconを実装する「Messaging API」、Clovaスキルを実装する「Clova Extensions Kit」を利用したサービスを対象とし、人と人、人とモノ・情報・サービスとの接点を豊かにするサービスの創出が期待できるサービスを決定するアワードです。
優勝賞金1000万円に加えて、各賞金50万円の協賛テーマ賞、部門賞も豊富に用意されています。
同様に賞金1000万円だった昨年のLINE BOT AWARDSも、大変な盛り上がりを見せていましたね!
LINE BOOT AWARDS関連イベントの情報はこちらから確認できます。地方での開催も多いので各地域の方も要チェック!
「協賛テーマ賞夏祭」で賞金がグッと近づくハッカソン!
今回のハッカソンは、4つの企業・団体による協賛テーマにフォーカス。LINE BOOT AWARDSでは協賛テーマ賞として賞金各50万円が用意されています……!
4つの協賛テーマはこちら。(概要はイベントページより抜粋)
体重や血圧、歩数などのバイタルデータの計測と記録が習慣となり、健康の増進や維持に役立つサービス。はかる。気づく。変わる。という好循環を創出できるようなアイディアを評価します。
Xperia Ear Duo のような ヒアラブルデバイスでの利用を想定して、徒歩・電車・バスなど移動中のシーンにおいて、日常生活を便利にしたり、ユーザーがワクワクするような体験を行うことができる、サービスを表彰します。
RIZAPが提供する美しく健康的なボディメイクを体験できる・体験したくなるようなサービスやトレーナーとのコミュニケーションやトレーニング・食事の管理などをより便利にして、RIZAPのプログラムをサポートするなど、より多くの人々にとってRIZAP自体やその考え方などが身近になるようなサービスを表彰します。
鎌倉市はSDGs未来都市及びSDGsモデル事業に採択されました。SDGsは国連サミットで採択された持続可能な開発のための国際目標です。SDGs未来都市かまくらの実現にふさわしい作品を表彰し、実証に向け協力します。
ハッカソン当日は実際の製品の提供や各企業・団体のサポートが実施され、各データやサービスを掛け合わせた新しい活用法が次々と登場しました!
発表作品をドドっと紹介
2日間かけてチーム結成、アイデア出しから開発まで実施され、計9作品が誕生しました。さっそく発表作品の紹介にいってみたいと思います!
声の特性をうまく使ったClovaスキルや、LINE BeaconとLINE BOTの連携アイデアなど、注目ですよ〜!
会場投票で圧倒的人気!参加者も巻き込んだ『My Training』
会場でいきなり始まるトレーニング、これは一体……?!
中村氏による『My Training』は、Clovaから手軽にエクササイズを始められるトレーニングサポートスキルです。Clovaが「今日のトレーニングを始めるぜ」と、トレーニングの指定とカウントを行ってくれます。
聞きなれないトレーニング名が飛び出しますが、そんなときは連携されたLINE BOT側の動画で正しい方法をチェックできる万全っぷり。
ちなみに何種目実施されるかはClova次第で、駆り出された若者たちはひいひいしていました……。
スパルタwww #linebootawards pic.twitter.com/xLE2gMlG7G
— ちゃんとく( ˙꒳˙ ) (@tokutoku393) 2018年8月26日
会場全員による全員投票では、圧倒的人気で見事オーディエンス賞を受賞! 公開された暁には、私も頑張ってトレーニングしたいと思います…多分……。
コミュ障でも大丈夫?会話を助ける『エージェントフレンズ』
初対面の人との会話に困った……。そんな時に助けてくれるのが『エージェントフレンズ』です。
BOTに「ヘルプ」と助けを求めると、オススメの話題を耳元で囁いて教えてくれます。
Xperia Ear DuoのLINE未読メッセージ読み上げ機能を活用した連携で、装着感がスパイっぽくてかっこいいからエージェントなんだそう。
オープンな意見交換『パブリック行政』
街のちょっとしたことを行政に伝えたいけど、市役所に行って目安箱に意見箱を入れて、ってすごく大変ですよね。『パブリック行政』を使うと、LINEで簡単に行政に意見を投書できちゃいます。
他の人が投書した意見に賛成・反対をリアクションでき、行政側も要望の高い意見を見つけやすくなる一石二鳥のBOTサービスです。
行政からの最新情報やアンケート配信機能もあり、オープンで距離の近い行政が実現できそうですね!
病院に行く前に毎日簡単チェック『My Doctor』
「病院に行くほどではないけど、なんだか体調が悪いなあ」というときは『My Doctor』で簡単問診!
BOTでもClovaでも、一問一答形式で手軽に体調チェックを受けることができるサービスです。
バイタルデータを家族間で共有して、献立に役立てたりダイエットを応援したりと活用できるかも。
手ぶらでも観光を楽しく便利に『鎌倉マスターくらちゃん』
観光はしたいけど、事前に情報を調べるのは面倒。たくさんのお土産を抱えて帰るのも大変。そんなときは『鎌倉マスターくらちゃん』で手ぶら観光を楽しみましょう!
大仏など観光スポットに近づくとBeaconに応じてXperia Ear Duoからガイド音声が流れ、BOTのリマインドで帰りの時間も逃さないように。
帰りがけにLINE Payでお土産を買って自宅に届けることもできちゃいます。楽しさはそのままに手ぶら&キャッシュレス観光、最高ですね……!
心の音を聞く『Heart Beat Music Recommender』
その時々に合わせた心の音を聞いてみよう、という『Heart Beat Music Recommender』では心拍数の速さからClovaが今の気持ちにぴったりの曲をレコメンドしてくれます。
心拍数が低い時に「気分が高まる曲」や高い時に「落ち着く曲」をレコメンドしてもらうことも可能。今後は美術館や遊園地などスポットに応じた選曲も考えているそう。
先日Clova連携ハンズオンが開催されたobnizで心拍センサとの連携を簡単に実装できたとのことで、バイタルデータとの連携アイデアが広がりますね!
鎌倉のビッグデータを目で見てみよう。『Kamakura Signage』
『Kamakura Signage』では鎌倉市に関するデータを目で見て楽しむことができます。
データがビジュアライズされ、近づいていくとBeaconが反応して該当データを拡大して参照できます。新しいビッグデータの活用法として流行るかも?
体重を簡単管理『俺の体重計』
毎日の体重を管理する俺のためのサービス、『俺の体重計』!
Xperia Ear Duoなら外の音も聞こえるので、ジョギング中の消費データをリアルタイムにお知らせするのにも相性がいいそう。
耳で確認できる通知と、目で見れるLINEメッセージ通知で、運動中のログ管理も簡単そうですね!
晒される恐怖で結果にコミット!?『コミットフレンズ』
痩せたいけど一人だと心が折れて続かない……そんなときは『コミットフレンズ』で友人の力を借りましょう!Clovaとの会話で日々のダイエット記録をつけつつ、達成度合いがなんとLINEグループでシェアされちゃいます。
自分にプレッシャーをかけることで、結果にコミットできる仕組みなんだとか。それでもコミットできない方には……絶対に痩せられると噂のあのサービスをオススメしてくれます。
活用できるAPIやインフラも豊富
以上9作品、いかがでしたでしょうか?LINEの各サービスと協賛テーマを絡めた新しいアイデアがたくさん登場しました。
LINE BOOT AWARDSでは協賛テーマ以外にも、LINE BOTやClovaスキル開発に活用できるAPI / インフラが各企業から提供されています。
LINEが提供しているサービスだけでもLINE BOT、CEKに加えて、LINE Beacon、LINE Notify、LINE Pay……とかなりいろいろなことができそうです。ノンプログラミングでLINE BOTを作成できるサービスや、手軽にハードウェア実装できる製品が提供されているのも面白いですね。
時間勝負のハッカソンやアワードでは、手軽に実装できる各サービスをぜひ活用してみてください!
アイデアとハックを加速させるハッカソン環境
チームビルディングからアイデア出し、開発までと2日間で駆け抜けるハッカソンですが、さまざまなアイデアに富んだサービスが生まれました。
ハッカソンでは、アイデアの研鑽、仲間探し、プロトタイプ開発と、サービス開発に必要な要素を集めて加速させることができます。一人でなかなか進められないな〜という方は、エンジニア以外の方も大丈夫なのでぜひぜひ参加してみましょう!
9/22〜23にもまた東京ハッカソンがあるみたいです。熊本、金沢、奈良、大阪、鎌倉、京都、と地方展開も豊富なので要注目ですね!
1000万円とるぞー!!