陸の孤島NAISTでのLINE BOOT AWARDSハッカソン開催レポート! #linebootawards
こんにちは、n0bisukeです。
優勝賞金1000万円のLINE BOOT AWARDS関連で各地でイベント開催しています。
dotstudioでは運営サポートとして入っていて、各地で関連イベントを実施しています。今回はNAISTで開催されたハッカソンです。
ちなみに、アワード自体にはこの記事で触れないので詳細は公式ページをご参照ください。
それではレポートやっていき。
奈良先端科学技術大学院大学 NAIST
まず、NAISTってどこだ?って話があると思うのですが、ここ↓です。
秋葉原からだと新幹線を使って4Hくらいで到着します。
奈良って京都か新大阪で新幹線乗り換えをするんですねぇ
ウィキペディアの情報によると「奈良先端科学技術大学院大学(ならせんたんかがくぎじゅつだいがくいんだいがく、英語: Nara Institute of Science and Technology)は、奈良県生駒市高山町8916番地の5に本部を置く日本の国立大学である。1991年に設置された。大学の略称はNAIST(ナイスト)、奈良先端大学。」とのことです。
国立の大学院大学で学生や研究のレベルが高いと言われています。 同じ系列(?)で石川のJAIST(ジャイスト)と沖縄のOIST(オイスト)がある模様です。
中までは全然見れてないのでパッと見の印象としては陸の孤島だなぁという感じ。 寮も敷地内にあってそこで生活が自然に囲まれてる感がすごかったです。
NAIST x LINEハッカソン
今回はNAISTの1年生(大学院大学なので修士1年)の曽根田くん(写真右)と、彼が所属している ユビキタスコンピューティングシステム研究室@NAIST通称ユビ研が共催となり開催に至りました。
ユビ研はNAISTの中でも人気研究室で、スマートホームから取れるデータを研究に活用したり、スマートシティやスマートライフをテーマに研究しています。
ClovaやメッセージングAPIを活用した公式ハッカソン
アワード連携イベントを各地でやっていますが、今回もLINE Messaging APIやClovaを活用したサービスの開発に二日間でチャレンジしてもらいます。
全体の流れ
ざっくりとした流れはこんな感じです。
- 1日目
- オープニング
- アイディアピッチ
- チームビルディング
- アイディアソン
- Clovaハンズオン
- ハックタイム
- 2日目
- ハックタイム
- 発表
- 審査・表彰・懇親会
今回Clovaのハンズオンを急遽挟んだのですが、まだみんなClova触ったこともなく、プログラムを書くのも慣れてない学生たちが多かったのでハンズオンを挟むと開発スピードが上がった感じがします。
- オープニング
そろそろお馴染みになってきたLINEの桃木さんからオープニングとインプット。
- アイディアピッチ / チームビルディング
自己紹介兼アイディアピッチを各自しつつ、ピッチの内容を踏まえて方向性が似ている人や気の合う人とチームを組みます。
- アイディアソン
チームメンバーがまとまったらチームごとで何を作るか、どんな課題を解決するかをディスカッションします。
- ハックタイム
チームとしてのアイディアや方向性がまとまったら開発スタートです。
- 発表
最後は作ったプロダクトを発表します。
という流れです。
LINEグループでハッカソン運営をしてみた
少し話がそれますが、
今回はLINEが関係するハッカソンということもあり、LINEアカウントは全員が持っていました(そうじゃなくても若者はだいたいLINEやってますね)。
ということでハッカソン参加者と運営側の連絡は全員をいれたLINEグループで運用をしてみることに。
割とコミュニケーション取りやすいかつ新規でアカウントを作る必要がない(すでにみんなアカウントがある)ので導入のしやすさはメリットとしてありそうです。
ちなみに最後の発表の順番はLINEグループ内の機能であるあみだくじを使ってみたりと試せるものを試そうというスタンスです(笑)
プロダクト紹介
今回はprotopediaに作品を登録してもらう形式にしたので詳細や使い方はprotopediaのページをご覧ください。
monoby
言いにくいことをClovaが代弁してくれるサービスです。
授業や会議などで質問しにくい状況に活躍しそう。
Kuru?
登録から参加までが全てLINEで完結するLINE BOTです。
connpassなどの外部サイトと連携していく想定のようです。
Hitch Hack
LINE BeaconとMessage APIを用いたヒッチハイク支援サービスです。
ヒッチハイクをする人が、より簡単にドライバーを探すことができます。
Teduna
集合住宅居住者向けのコミュニケーションアプリです。
隣の住民がうるさい、自分が契約している駐車場に他の車が止まっていた、などの場合にBOT経由で住民に声を伝えることができます。
結果発表
今回は以下の賞がありました。
- 最優秀賞(審査員合議)
- 滝沢賞(滝沢市職員が選定)
- LINE賞(のびすけが選定)
Tedunaが滝沢賞、Monoby(チームぶらうん)が最優秀賞とLINE賞のダブル受賞です。
実装内容(完成度)と新規性や実際に使えるかどうかなどを判断基準に審査員に刺さった内容が受賞となった形です。
まとめ
という形であっという間の二日間でした。今回はハッカソン自体が初参加の若い子たちが多く、彼らにとってもいい経験になったのではないでしょうか。
アワード本体の申し込みはまだスタートしてないですが、継続開発をして岩手から全国のグランプリを取る作品が出てきて欲しいですね。
ちなみにアワード期間中は、こんな感じでイベントを一緒にやれる地方のコミュニティや団体を探しています。
- ClovaやLINE Beaconの貸し出し
- 懇親会費用などのサポート
- 会場や足代なども(一部?)サポート
- 技術サポートでLINEのエンジニアを派遣(都合が付けば)
などが出来る(らしい)ので興味のある方はぜひお問い合わせください〜 (↑は公式文言じゃないのであしからず)
とりあえず @n0bisuke 宛で大丈夫です笑