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2018.08.31

【取材がこないので自分にインタビューした】未経験からWebエンジニアになったちゃんとく氏がIoTを仕事に選んだ理由

ちゃんとく

お知らせ
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こんにちは、ちゃんとくです。Webエンジニアから転身し、技術中心の取材や記事執筆を生業としています。

はい。取材することが多いんですよ。

取材することが多いんです。

取材。

・・・・・・・・・

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私への取材、まだですかね???????

24時間365日受け付けています。雨でも風でも山の上でもお受けします。嘘ですけど。

待てど暮らせど取材の申し込みがこないので、痺れを切らして自分自身で取材を行うことにしました

ちゃんとくの魅力、全国へ届けーっ☆

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※内容はいたって真面目に書いています。エンジニアを志す人、キャリアに悩む人の後押しになれると幸いです。

嗅覚を信じて突き進む。ちゃんとく氏の自由すぎるキャリアパス

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ちゃんとく(本名: 徳山 由佳)さん

バックエンドの受託開発、自社サービス開発を経験して退職、フリーランスとしてライター活動を経たのち、2018年4月より現職であるdotstudio株式会社にエンジニア兼テクニカルライターとして参加。現在はIoT、電子工作、情報教育など広い分野で活動している。Node.jsユーザグループ内の女性コミュニティ「Node女学園」主催、IoTLTスピンオフコミュニティ「AIoTLT」共催。座右の銘は「なんとかなる」。

---ちゃんとくさん、今日はよろしくお願いします。もっぱら「いろいろやってるけど結局なにやってるかわからない」と噂のちゃんとくさんですが、まずは最近の活動について教えてください!

いまはIoT領域(※)で教育事業を進めているdotstudio株式会社という会社で、ライター業を中心に活動しています。とはいえ、エンジニアさんにフォーカスした取材や、技術ナレッジを紹介する、技術記事限定のテクニカルライターです。

加えて、授業・研修などの講師や技術イベントの主催、育成中のオウンドメディアの舵取りや開発など、「モノ作りは楽しい」ということを伝えるための手段をいろいろと試行錯誤している感じです。いまは会社の人数が少ないので自分の仕事の営業、会社の広報や労務周りも一応私が担当しています。

※IoT……Internet of Thingsの略。あらゆるモノがインターネットに繋がる世界観。すごく広い概念。

---うーん、幅広いですね!ちゃんとくさんは法学部のご出身ですよね。そこからWebエンジニア、ライター、IoTベンチャーへの転職と、ものすごい舵の切り方をされてますよね。

自分でも思い切った選択をしているな、とは思います(笑)。「あ、こうしたい!」と一度思ったら、後先考えずに実行してしまうタイプなんですよね。でも、エンジニア職も現職もすごく楽しんでますし、結構自分の嗅覚を信用していて、思うままに突き進んでいます。

4 ─ dotstudio株式会社 メディア事業部 テクニカルライター/エンジニア ちゃんとく氏

---ご自身のキャリアを楽しまれているのはいいですね。それぞれのタイミングで、なにか転機があったんですか?

学生の頃は技術職に就くという選択肢はまったく頭になくて、違う世界線の話でした。就活でも銀行や商社、好きだった鉄鋼系の企業を受けたりして。でも、「なんとなく肌に合うなあ」って感じて最終的に決めた会社はIT系ベンチャー企業だったんです。

そこで内定者研修を受けているうちにエンジニア職の紹介を拝見して、「作れる人かっこいいなー、私も作りたいな……。あ、エンジニアになりたい!」と思ってしまったんです。その後大学を留年したこともあって、就活をし直してエンジニア職につける企業を選びました。

---エンジニア職は向き不向きがあると思うんですが、難しいことはなかったですか?もともとプログラミングの知識があった?

もともと6歳の頃からネットサーフィンしていたり、ネトゲ廃人だったりで、パソコン自体を触ることは好きでした。でもプログラミングに関する知識はまったくなかったので、最初はもう大変でした(笑)「ローカルとサーバーってなんですか?環境構築?JavaとJavaScriptって違うんですか?」って。

---JavaとJavaScript!ハムとハムスターくらい違うっていうやつですね(笑)

初めは飛び交う言葉についていけず、折れそうなこともありました。でも腐らずにやれたのは、1社目のときの上司と先輩が手厚くサポートしてくれたことが大きいです。今でも定期的に飲みに行ってます(笑)。

コミュニティ参加で形成された「技術を楽しむ力」

一社目の先輩が技術を楽しむ方法を教えてくれたことは、キャリア選択に大きな影響を与えたと思います。技術書と睨めっこしているだけでは、ここまで続けられなかったと思いますね。

---技術を楽しむ、ですか。具体的にはどんな方法だったんですか?

大きく分けると2つ、技術記事とコミュニティです。初めに衝撃を受けたのはQiitaさんが毎年やっているAdvent Calendarですね。特におうちハック2015がお気に入りで、当時は記事の探し方もあまりわからなかったので、同じ記事を穴があくほど読んでいました。……いま気づいたんですけど、社長ののびすけも書いてますね(笑)。ここから、「個人でモノを作って発信している人」が憧れの対象になったと思います。

それから、「同じくらいのレベルのエンジニア仲間を作った方がいい」という先輩のススメで、勉強会・コミュニティに参加するようになったことも大きいです。実は初めて参加したイベントは、のびすけが主催していた「Milkcocoa」というBaaSのイベントだったんです。

milkcocoa ─ ちゃんとく氏とのびすけ氏が初対面だったMilkcocoaオジサン。での集合写真

---おお、のびすけさんとの出会い!意外と早い段階で登場しましたね。

当時はBaaSもわからず、「名前が可愛いから」って理由でなんとなく選んだだけだったんですけどね(笑)。Milkcocoaや、dots.女子部(現TECH PLAY女子部)という女性エンジニアコミュニティでの活動を始めて、新人エンジニアの仲間ができて、技術の会話を楽しめるようになりました。そこでエンジニアに不可欠な知識とか、新しい情報をキャッチアップする方法が身についていったと思います。

---なるほど!エンジニア仲間と喋ることで、基礎力的な部分が形成されるわけですね。

エンジニア間の常識っぽいことって、独学で体系的に学ぶことが難しいと思うんです。なので同じ界隈で活動している人たちと話すことは大事だと思っていて、今でもコミュニティ参加はできるだけするようにしています。勉強会に参加したからといって業務に直結するわけではないので、バランス感覚は大事だとは思いますけどね。

作れる幅は広いほどいい。モノ作りの枠の捉え方

---Webエンジニアを楽しんでいるところから、IoTベンチャーであるdotstudioに転職されるわけですが、そこにはどんな転機があったんでしょうか。

ざっくり言うと、モノ作りの幅を広げたくなったという気持ちの変化でしょうか。Webエンジニアの仕事を退職してフリーランスでちまちま記事を書いているところをのびすけに拾われた経緯があるので、後付けもありますが(笑)。ジョインを決めたのはdotstudioが自分の方向性と合致していると感じたからですけどね。

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時系列を辿って話すと、Webエンジニアの時代からIoTLTというIoT系コミュニティによく参加していたんです。IoTという縛り以外は無しで、参加者が作ったモノや調べたことを各5分でLTするだけのイベントです。

---のびすけさんが毎月開催されている、日本最大のIoT勉強会コミュニティですね。

勉強会なんですけど、毎回参加者の方がみなさん本当にモノ作りを楽しんでいるのが伝わってくるんですよね。「大の大人がこんなに楽しんでいていいのか」ってくらい、みなさん楽しんでいて(笑)。参加するうちに、私自身もWeb技術に留まらずソフトウェア、ハードウェアと興味を持って、もっと幅広い分野でモノ作りをしたいなという気持ちが強くなりました。

iotlt ─ 「もはやLT芸人なんです」と自身で語るほど、LT参加の多いちゃんとく氏(写真はVUILT)

法学部を選んだのも、Webエンジニアという職を選んだのも、その時々で自分が解決できる手段をできるだけ多くしていたいという気持ちがあるからなんです。いざ、という時、自分の力で解決できるようにしておきたいんですね。

インターネットは世界中に届きますから自分の中では圧倒的に強い解決手段だったんですけど、物理でモノを作れてそれがインターネットに繋がったらもっと強くなるなと。そんな単純な理由です。今はIoTという領域ですけど、もし人間の生活の中心がVRに移ったらVRの仕事をするんだと思います。

伝えたいことは「モノ作りの楽しさ」だけ

---現状のお仕事では執筆や登壇、イベント開催と、モノ作りよりも発信することをメインにされてますよね。モノ作りのお仕事が中心でなくていいんでしょうか?

自分自身が初心者からWebエンジニア、ソフトウェアからハードウェアと移る経験の中で、学習のハードルが高いシーンがたくさんあったんです。私は周りの人やコミュニティの力を借りてやってこれましたが、そこで諦めてしまう人がいたら悲しいなと。

自分で手を動かしてモノを作っているときが一番楽しいですけど、教えてくれる人がいなかったり、発表の場がなかったりしたら成り立たない部分も多いです。楽しんで作って、発表したり知見を書き残したりして、次にモノ作りを楽しみたい人の支えになって。そういう循環があると最高ですよね。

なので、できるだけ多くの人にモノ作りを楽しんでいてほしいんです。だから、作ったら面白いかもと思える記事を書いたり、話したり、キッカケとなるようなイベントや授業をしたりしています。

teach ─ IoTハンズオンの講師を務めるちゃんとく氏

---「モノ作りを楽しむ」ために、「モノ作りは楽しいことを伝える」ことがお仕事になったんですね。

そうですね。できるだけ楽しいことが伝わるよう、ハードルを低く低くして、全力で変なモノを作ることに取り組んでいます(笑)。少しでも誰かのキッカケになれていれば嬉しいですね。

---自身が初心者だったからこそ、後押しできる部分は多いかもしれないですね。では最後に、現在のお仕事に対する気持ちを教えてください。

私は論理的に考えるのが得意な方ではないし、苦手でやりたくない仕事もたくさんあったし、「エンジニア向いてない!」と思うことはたくさんありました。でも、手を動かしてモノを作って、動いたときの感動から離れられないんですよね。今はライターやイベント開催なども仕事にしていますけど、自分の原点はモノ作りを楽しむエンジニアだと思っています。最高に楽しんでいるという意味で、天職だと思ってます(笑)。

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---お仕事を全力で楽しんでいることが伝わってきました!キャリア選択では、職能の向き不向きよりも、「楽しむ」ということがなにより重要なのかもしれません。ちゃんとくさん、今日はありがとうございました!

(取材・執筆: ちゃんとく / 撮影: のびすけ)



いかがでしたでしょうか。ちゃんとくの魅力、伝わりましたか?

伝わりましたよね???

ぼく・わたしの方がもっとちゃんとくの魅力を引き出せるぜ!という方は、ぜひ取材のお申し込みお待ちしております。なにとぞ!なにとぞ!


さらに、おれ・わたしも魅力的な記事を書いてdotstudioに寄稿してやるよ!という方もぜひご連絡ください。ライター大募集中です。なにとぞ!なにとぞ!


また、ちゃんとくは過去にはこんな記事の執筆を行いました。

エンジニアバックグラウンドを活かした技術系のインタビュー、初心者向け技術ナレッジ記事を得意としていますので、執筆のご依頼もお待ちしております

そんなわけで色んなPR記事でした!茶番にお付き合いいただきありがとうございます。

じゃあの!

※ちなみに表紙は某記事のパロディでした。

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