LINE BOOT AWARDS関連イベント第1号!岩手県滝沢市主催ハッカソン開催レポート!
こんにちは、n0bisukeです。
優勝賞金1000万円のLINE BOOT AWARDSがスタートしましたね。
dotstudioでは運営サポートとして入っていて、各地で関連イベントを実施していくのですがその一発目が岩手県滝沢市で開催されたハッカソンです。
ちなみに、アワード自体にはこの記事で触れないので詳細は公式ページをご参照ください。
それではレポートやっていき。
「かつて人口日本一の村」 - 岩手県滝沢市
まず、滝沢市ってどこだ?って話があると思うのですが、ここ↓です。
秋葉原からだと新幹線を使って3Hくらいで到着します。
僕が大学〜大学院で6年間過ごした場所になります。
滝沢市は僕が大学院を卒業し、上京するタイミングまでは人口が5万人で日本一の「村」でした。
どれくらいかというと東京都千代田区の人口と同じくらい、東京都奥多摩町の人口の10倍くらいの規模です(2018年7月現在)。 それが村のままだったってのがすごいです。
以下のような記事が出てますが、色々な事情で村から市に移行して現在は「滝沢市」になっています。
参考記事のタイトルが悲しげですが村から市になることで、村民は町民を通り越して市民に二階級特進というなかなか貴重な経験をしています。
それから名産はスイカとさつまいもなどがあって……
……滝沢市の話はまだまだ話せますがこの辺りでやめておかないと編集担当に怒られそうなので次にいきましょう。
滝沢市 x LINEハッカソン
滝沢市主催となっていますが、滝沢市に即した課題だけでなく、幅広いアイディアを対象としました。
「LINEの技術、プロダクトを使って身近な課題を解決する」が今回のテーマです。
参加者は岩手大学や岩手県立大学(のびすけの母校)の学生を中心に20代前半の若者が多い会となりました。
今回の全体司会は佐々木さん
メインの司会者は佐々木さん。
写真左のモナ王を二つ食べてる人です。
こちらでは1回の食事でパスタセットとカレーセットを食べ尽くしてました。
ちなみに彼はうちの会社のロゴを秒速で壊したことで有名です。
【悲報】本日初出勤のアルバイターとまと君、登場して5分で弊社のロゴを破壊🙄 #スタジオ日誌 pic.twitter.com/wMKQfregWp
— ドットスタジオ (@dotstud_io) 2018年6月1日
という佐々木さんが全体司会です(ちょっとノイズだったかも)。
僕はアワードの説明をしたり、運営手伝ったり、メンタリングしたり、技術サポートしたり、審査にも入ったりしました。
#linebootawards
— kazu (@_kzumu) 2018年7月21日
のびすけさーん! pic.twitter.com/z6hhmENGYW
全体の流れ
全体の流れ自体は養老乃瀧のハッカソンなどと概ね同様の流れでした。
- オープニング
審査員兼今回の滝沢市側の窓口となってくれた滝沢市役所の黒澤さんからインプットタイム。
- アイディアピッチ
各々抱えてる課題などを話します。
- チームビルディング
ピッチの内容を踏まえて方向性が似ている人や気の合う人とチームを組みます。
- アイディアソン
チームメンバーがまとまったらチームごとで何を作るか、どんな課題を解決するかをディスカッションします。
- ハックタイム
チームとしてのアイディアや方向性がまとまったら開発スタートです。
- 発表
最後は作ったプロダクトを発表します。
という流れです。
LINEグループでハッカソン運営をしてみた
少し話がそれますが、
今回はLINEが関係するハッカソンということもあり、LINEアカウントは全員が持っていました(そうじゃなくても若者はだいたいLINEやってますね)。
ということでハッカソン参加者と運営側の連絡は全員をいれたLINEグループで運用をしてみることに。
割とコミュニケーション取りやすいかつ新規でアカウントを作る必要がない(すでにみんなアカウントがある)ので導入のしやすさはメリットとしてありそうです。
ちなみに最後の発表の順番はLINEグループ内の機能であるあみだくじを使ってみたりと試せるものを試そうというスタンスです(笑)
プロダクト紹介
今回はprotopediaに作品を登録してもらう形式にしたので詳細や使い方はprotopediaのページをご覧ください。
monoby
言いにくいことをClovaが代弁してくれるサービスです。
授業や会議などで質問しにくい状況に活躍しそう。
Kuru?
登録から参加までが全てLINEで完結するLINE BOTです。
connpassなどの外部サイトと連携していく想定のようです。
Hitch Hack
LINE BeaconとMessage APIを用いたヒッチハイク支援サービスです。
ヒッチハイクをする人が、より簡単にドライバーを探すことができます。
Teduna
集合住宅居住者向けのコミュニケーションアプリです。
隣の住民がうるさい、自分が契約している駐車場に他の車が止まっていた、などの場合にBOT経由で住民に声を伝えることができます。
結果発表
今回は以下の賞がありました。
- 最優秀賞(審査員合議)
- 滝沢賞(滝沢市職員が選定)
- LINE賞(のびすけが選定)
Tedunaが滝沢賞、Monoby(チームぶらうん)が最優秀賞とLINE賞のダブル受賞です。
実装内容(完成度)と新規性や実際に使えるかどうかなどを判断基準に審査員に刺さった内容が受賞となった形です。
まとめ
という形であっという間の二日間でした。今回はハッカソン自体が初参加の若い子たちが多く、彼らにとってもいい経験になったのではないでしょうか。
アワード本体の申し込みはまだスタートしてないですが、継続開発をして岩手から全国のグランプリを取る作品が出てきて欲しいですね。
ちなみにアワード期間中は、こんな感じでイベントを一緒にやれる地方のコミュニティや団体を探しています。
- ClovaやLINE Beaconの貸し出し
- 懇親会費用などのサポート
- 会場や足代なども(一部?)サポート
- 技術サポートでLINEのエンジニアを派遣(都合が付けば)
などが出来る(らしい)ので興味のある方はぜひお問い合わせください〜 (↑は公式文言じゃないのであしからず)
とりあえず @n0bisuke 宛で大丈夫です笑