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【技術書典】オフィスが基板工場となった休日
みなさん、こんにちは。 自給力です!
9月22日(日)に技術書典が開催されますね!
出展される方は準備お疲れ様です。
僕は今回の技術書典で来場者として初めて行くのですが、今からとっても楽しみです!
今日は、22日の技術書典で自作開発ボードを制作・販売される野良HACKさんがドットスタジオに来て準備されていたので、その様子をレポートしていきます!
僕は電子工作初心者で分んないことだらけなんですが、分かんないなりに野良HACKさんの制作のすごさを伝えられたらと思ってます!!
技術書典の情報はコチラ!!
*野良HACKとは、某企業の社内同好の士を中心に集まり趣味でものづくりをしているチーム。光るもの、LEDが好物なのだそうです。
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基板って手作りできるの?
今回、野良HACKさんが作成しているのは専用のWebサイトからBluetooth経由でLEDを制御するための開発ボード。(出展されてる配置は「け27D」)
何も搭載されていない基板へモジュールやピンヘッダをはんだ付けするところから作っていくとのこと!!
(基板って手作りできるんだ…小並感……。)
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↑こちら、まだ完成ではありませんが、作成していた開発ボードです。
完成物が気になる方は技術書典でチェックしてくださいね!
制作手順
基板を用意
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こちらが部品が何も載ってない、そのままの基板。こちらに部品をはんだ付けしていくとのこと。
部品を載せる
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ここは0.数ミリの世界での戦い!
ちっちゃい抵抗器とかを基板に載せていく作業です。
ヒェー細かい……。ルーペ必須ですね(笑)
はんだを塗る?
みなさん、はんだ付け作業のイメージってどうですか? 片手にこて、もう片手に針金みたいに丸まったはんだを持って、一個一個付けていくイメージですよね。僕もそうでした。
しかし、この小さい基板にもっと小さい部品を一個一個付けていくのはたいへん!!
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ということで、今回はクリーム状のはんだを塗り、一気に取り付けていくとのことです。
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はんだを塗りやすいように、↑のようなステンレス等でできた型紙を用意。型には小さな穴が空いてあり、そこにはんだを塗りこんでいくそうです。
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均等に塗れるよう固いカードとかで、はんだを伸ばしていきます。
こんなやり方あるんですね。知らんかった(←そんなことばっか)
リフロー炉で焼き上げる!?
クリームはんだが均等に塗られていても、まだちゃんと付いているわけではないんです。
ここで、リフロー炉というヒーターのような機械を使って200度まで温度を上げ、はんだを溶かしてくっ付けていくとのこと。
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これが、リフロー炉。
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オーブンみたい(笑)
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こっちは違う型のリフロー炉。何個も焼き上げることができます。
プログラムを書き込み
香ばしいにおいが立ち上がり、アラームが鳴ると出来上がり!(←パンでも焼いてるような表現(笑))
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焼きたてホヤホヤの基板をクールダウンさせましたら、次に通電するかのチェックのため電圧を測ります。
うまく焼けてないと、ショートしてて通電しなかったりするんだとか。
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この針がいい感じに60くらいの目盛りまで振れればOK!
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そして、ちゃんとショートせずに電気が通っていることがわかったところで、プログラムを書き込みます。
すげー、命を吹き込んでる感じでした!
仕上げ
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仕上げにその他のピンヘッダなどを、はんだ付けしたら完成!
ここは、職人らしく手で付けていく!!
僕もやってみたい!!
大変そうな作業ですけど、みなさんが熱中してる姿を見てたら、僕もやりたくなってきちゃいました。
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後ろの方から熱い視線を送ってると……。
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やらせてくれました!
やったー。やってみよう。
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ウキウキ。
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……
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細かすぎて無理っっ!!
と言うことで自給力さんのチャレンジは15秒で終わりました。
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本当はこうなる予定でした。 にしても細かい……。
いやぁ、この作業をしっかりと分業でこなしていくのはすごいな。
さながらオフィスが小さな工場と化してました。
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見事、目標枚数を作り上げたそうです。 おめでとうございます!!
おわりに
今日はオフィスに遊びに来てくれた野良HACKの皆さんの基板作りを覗かせてもらいました!
男の子心をくすぐる部活感がなんともステキです。
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こちらが野良HACKさんの生産ラインです。
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お昼は皆でカレーの出前を頼みました(笑)
みんなで食べると何ともうまい。
この記事では制作過程をメインにレポートしてきましたが、技術書典の会場ではデモなどもあるそうなので、ぜひ見に行ってください!
(出展されてる配置は「け27D」)
技術書典で会いましょう
技術書典は9月22日開催です。僕も初めての参加なので雰囲気はわかりませんが、どんな書籍や制作物があるのか、今から楽しみです!
もし見かけたら声かけてくださいねー。
野良HACKさんの出展配置は「け27D」ですので、ぜひ寄って行ってください!
技術書典の情報はコチラ!!
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