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2018.06.21

過去最大の盛り上がりを見せた「養老乃瀧ハッカソン2018」を実施レポート!

のびすけ

お知らせ
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はじめに

こんにちは、 代表ののびすけ(@n0bisuke)です。だいぶ暑くなってきてビールが美味しい季節ですね。 2018年6月16日、17日で2回目となる養老乃瀧ハッカソンを実施しました。

ハックにお酒にと大盛り上がりだった様子を報告します!

タイトルは釣り気味ですね。すみません笑 2回目なので去年以上に盛り上がったね!って意味で過去最大です。

養老乃瀧ハッカソン

去年スタートして2回目となる、おそらく業界初の 「居酒屋×IoT」をテーマにしたハッカソンです。

去年の様子はこちらの記事を参照して下さい。

居酒屋をテーマにしたハッカソンで、朝から乾杯をしたあとにハックを始めるという、数あるハッカソンの中でも異質かつ斬新なスタイルが話題となっています(個人的な印象)。

今年も、養老乃瀧の全面協力のもと、池袋は養老乃瀧の本社ビル・研修センターで開催。厨房も併設されていて、豪華な昼食と夕食も用意されていました。

また、今回はSBイノベンチャー株式会社と養老乃瀧株式会社の共同開催となりました。SBイノベンチャーはゼロイチを産み出すクリエイターの支援や飲食業界におけるイノベーティブなプロダクトの発掘というハッカソンの主旨に賛同し共同開催となっています。

イベント概要やツイートの様子はこちらの以下をご覧ください。

チームビルディングからお酒が入ります

前回はオープニングの説明などが終わってから乾杯をしましたが、今回は本当に初っ端からの乾杯でした。

乾杯後、趣旨説明や審査項目などを紹介し、養老乃瀧の矢満田社長とSBイノベンチャーの田中さんから各社の紹介をしてもらいました。

流れとしては全員ピッチからの飲み会チームビルディング。

アイデアピッチの際に、”居酒屋といえば飲み会、飲み会と言えば宴会芸、宴会芸と言えば腹踊り”とのことで”腹踊りの顔芸を顔認識させたい”というアイデアが出ていて個人的にはツボでした笑

アイデアソンやハック中の様子

チームが固まったら店舗から移動してアイデアソンです。

付箋やホワイトボードなども使いながら各チームアイデアを練ります。

今回も昨年同様に、昼と夜に参加者全員にご飯が出ます。 ケータリングなどとは違い、会場のすぐ横の厨房で作っているので暖かいご飯やスープが食べられます。 (そんなハッカソン他で見ないですよね笑)

わざわざ外にご飯食べに行かなくて良いので効率的でもありますね。

朝から飲んでいるので昼過ぎにはこういう状態にも……

まだ焦る時間ではない……ハズ

中間発表後のメンタリング

1日目の15:00 各チームのアイデアの中間発表があります。 その後、審査員を含めたメンター陣によるメンタリングです。

現時点で実現性や導入が難しいだろうというもの、新規性が薄いものなどにコメントやアドバイスをしていきます。

1人チームに対しての面接は圧迫面接感がありますね。

今回は1日目の終わりにも乾杯が!

前回のアンケートにあったのが、 ハック途中でもお酒を飲みたい!という要望でした。

運営側からは飲ませすぎると成果物に影響あるのではという懸念もあり、今回は1日目の締めとしてお酒を導入しました。

夕食時間に一緒にお酒が入ったので、その後のハック時もある程度お酒飲みながらハックが出来ていたと思います。

チームごとでの乾杯っぽくなっていたので1人チームは運営と乾杯。

“裏”養老乃瀧ハッカソンも同時開催されていた

少し脱線しますが、非公式で裏養老乃瀧ハッカソンというものも行われていました。

今回はすごく人気となったため、デザイナー、プランナー、エンジニアのバランス。 新規の参加者と前回参加者のバランス。チーム参加、個人参加のバランスなどを加味して抽選としました。

その結果抽選漏れしてしまった人たちもいたのですが、その人たちが同じビルの養老乃瀧の店舗に集まって裏養老乃瀧ハッカソンというものを実施していました。

矢満田社長がその様子を見て、顔を出しにいったり…..

裏養老乃瀧ハッカソンに社長が差し入れをしたりと、途中からほぼ公式な扱いになっていました笑

最終的な懇親会でも”表”のハッカソンの会場でみんなで交流。

次回開催時は裏ハッカソンが公式で行われるかもしれません。

追い込みの二日目!

話は戻ってハッカソン二日目の様子です。

二日目も昼をすぎてくると佳境となってきます。 この時間までくると各チーム成果物が形になってきてますね。

電動ドリルと電動ノコギリで日曜大工を始める参加者も。この時間から板を加工し始めることに驚きです。

半田付けもOK、日曜大工もOKと養老乃瀧の会場の寛容さにも驚きですね。

最終発表と作品紹介

二日目17:00。ハック終了です。

ここからは発表作品を紹介していきます。

審査員の伴野さんが写真とコメントをしながらツイートしてくれていたので、ツイートベースで紹介していきます。伴野さんありがとう……

ちなみに、今回の審査員はこちらのみなさん。

審査員に見守られる中二日間の成果を発表します。

今回の審査員のみなさま! #yoro_hack

n0bisukeさん(@n0bisuke)がシェアした投稿 -

ドリーム・オブ・バクハイ (チーム: ギャザ飲み)

養老乃瀧名物のバクハイを注文できる専用ボタンとアプリ。

居酒屋版 Amazon Dashボタンのようなコンセプトです。

全国でバクハイが注文される様子をリアルタイム計測したキリ番システムも制作していました。

みんなと居酒屋健康生活(チーム: 居酒屋ダイエット)

カンパイ!養老先生(チーム: Yo-Low猛司)

シェフ清水のカレーフェア(チーム: 野良ハック)

電脳タグ『ふだ姫』(チーム: ウルカの郷)

  • 紹介文: お客様のキープボトルやコート、傘、靴などを瞬時に発見できます。お客様が席を移動されても、瞬時に場所を見つけ、正確かつ迅速に料理をお出しできます。

カンパイファイター(チーム: 乾杯ラバーズ)

表情Picker(チーム: あったかいIT)

仮面ダイダ―(代打)(チーム: 外見100%飲み会)

[利用ユースケース]新婚を思い出せ!ラブラブ復活飲み会/外見全員MAX、ときめき必至の内面勝負の合コン大会/40代、50代向け20年タイムスリップ婚活パーティ/学生時代の容姿で集える同窓会(お前誰だっけを無くせ!)/ 説教ストッパー、自分の顔が上司の顔に、上司vs上司モード

差し入れTwilio(チーム: Twilio使いたい)

サケノサカナ(チーム: L.L.O)

シェアブラボー!(チーム: シェア酒場)

リズムチェア(チーム: 平間)

美食VR(チーム: 美食VR)

飲酒tagram(仮)(チーム: inSilico)

“2046年~自動操縦ドローンに乗って居酒屋おいでよ~”(チーム: I Can Fly)

酒シェア!(チーム: チーム一人酒)

結果発表

審査が終わり、結果発表。緊張するタイミングです。

Twilio賞: 「仮面ダイダ―(代打)」と「差し入れTwilio」

Twilio賞は「仮面ダイダ―(代打)」と「差し入れTwilio」の二つのチームが受賞しました。

養老賞: 美食VR

養老賞という賞が急遽追加!美食VRチームが受賞しました。

審査員コメントでは、「ITやWeb業界の人からすると当たり前のような技術でも養老乃瀧や飲食業界の人からすると新規性がある。その審査の割れたギャップが面白い」といったコメントもありました。

特別賞: ドリーム・オブ・バクハイ (チーム: ギャザ飲み)

特別賞はバクハイ版Amazon Dashボタンを作ったギャザ飲み。

アイデアとしては過去に似た議論が出ていたことがあったけれど、まだ実際に導入していないかつ導入しやすそう。 また、実現できた際の副次的な効果であるキリ番を求めて日本各地でバクハイが注文される現象のデモなど、発展的なイメージを分かりやすく制作物で伝えていた点などが評価されました。

最優秀賞: カンパイファイター(チーム: 乾杯ラバーズ)

お酒やドリンクを飲むことで戦う事ができる格ゲーデバイスを作成した乾杯ラバーズが最優秀賞となりました。

優勝プロダクトのカンパイファイターのデモがこちらになります。

居酒屋を楽しくする新しい体験、過去にない斬新さと実際にデモで審査員に遊んでもらえて利用イメージが伝わりやすかった点などが評価されていました。

入賞チームのみなさんおめでとうございます!

最後の懇親会で養老乃瀧の本気が

最後は懇親会です。



ここまで、通常のハッカソンと比較するとかなりの量の料理とお酒が既に出ていますが、ここからが養老乃瀧の本領発揮です。

まとめ

さてさて、こんな感じでお祭りのようなあっという間の二日間でした。 参加者のみなさんお疲れ様でした!

入賞したプロダクトは今後プロダクト化を目指して養老乃瀧がサポートしていく予定となっています。去年の優勝プロダクトの遠隔お酌プロダクトは、継続開発が進み養老乃瀧の店舗で実証実験を既に行っていて実際にハッカソン後の動きがあるので、今回の入賞プロダクトもその後が楽しみです。

去年スタートし、IT業界と飲食業界とのコラボがおそらく初であろう「養老乃瀧ハッカソン」ですが、無事に第2回を終えることが出来ました。おかげさまで去年以上の人気&好評を頂きました。企業がやるハッカソンは一度やってみた結果微妙だったねとなり、二回目が行われないケースは数多くありますが、そんな状況の中継続開催出来たことには価値があると思っています。

このような、モノづくりから新しいプロダクトの種が生まれる場づくりは継続的に開催していきたいですね。

また来年も行われるのか、乞うご期待です。

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