LED
Light Emitting Diode英語でLight Emitting Diode、略してLED。
日本語では発光ダイオードと呼ばれ、その名のとおり電気を流すと光を発します。
ダイオードと同じく 電流が流れる方向が決まっている(「極性がある」とも言います)ので、接続に注意が必要です。
形状
LEDには、砲弾型の2本足のものや、砲弾型で複数の足があるもの、表面実装用のものなど様々な形があります。
砲弾型では5mmや3mmのものが多く売られています。電子工作で使われているのは主に5mmのものです。
構造
LEDには、「アノード」「カソード」の2極があります。アノードからカソードへ電流を流しますが、反対のカソードからアノードへはほとんど電流を流しません。
アノードからカソードへ電流を流す際に、エネルギーを光に変換して発光 します。
複数の足があるLEDや7セグ、LEDマトリックスは、構造によって「アノードコモン」「カソードコモン」に区別されます。
コモンは「共通の」という意味で、内部の端子が一箇所にまとめられて「コモン(共通)」端子になっていることを示します。
例えば「カソードコモン」の場合、共通のカソード(-側)をグランドに接続し、アノード側を抵抗を経由して個々のマイコンの端子に接続すると、マイコン端子の出力に応じてLEDの表示を変えることができるようになります。
使い方
基本的なLED
アノード側を+、カソード側を-に接続することで電流が流れ発光します。
複数の端子があるLED
フルカラーLEDなどは複数の端子をもっています。それぞれの端子に加える電圧によって色が変化します。
7セグ LED
7セグの例を見てみましょう。
また、コモン側の端子をマイコンで制御することで複数の桁数の7セグLEDを表示することも可能になります。